こんにちは、ダメ男です。
実家の廊下が色あせてたり、痛んでいて困ってるんだよ。
そうなんだー
だったら廊下を塗り替えたらどうかな?
塗り替えねー
でも、難しそうじゃない?
難しくないよ
『水性ニス』なら簡単にできるよ
でもー手順とか分からないし不安だよ。
手順も簡単だよ。
詳しく説明するね。
「水性ニス」を使って6ステップで簡単に廊下を塗装
「水性ニス」で6つの手順で簡単に廊下塗り替えができる
「水性ニス」を廊下を塗装する6手順
- 廊下の面積を測る
- 廊下を掃除する
- 養生する
- 電動サンダーで廊下の表面を削る
- 「水性ニス」で塗装する
- 養生を外す
まずは、廊下の面積を測りましょう。塗料の量を算出するために寸法を測りましょう。
面積を測ったら、廊下をホウキや掃除機などで掃除します。掃除が終わったら養生テープやマスキングテープなどで廊下周辺や廊下に接する箇所を養生する。
養生が終わったら「電動サンダー」で廊下全体を3回削ります。削り終わったら掃除機などで木くずやゴミなどを除去していきます。
掃除が終わったら「水性ニス」を使って廊下を塗装していきます。廊下の塗装が終わって乾燥したら、養生を撤去して完成です。
下記は作業前と作業状況と完成の比較画像です。
「水性ニス」を塗装する前に廊下が痛んでいたので廊下の張替をしました。詳しくは『【DIY】初心者が簡単に廊下の張替えの6手順』で解説しているので参考にしてください。
下記で「水性ニス」を使って塗装する手順を詳しく解説します。
「水性ニス」とは
使いやすい「水性ニス」
- 「水性ニス」とは
- 水を主成分とした塗料で、木材や紙などの表面を保護し、美しく仕上げるために使用されます。従来のニスに比べて臭いが少なく、乾きも早く、水で薄めることができるため、使いやすさや安全性に優れています。
「水性ニス」の4つのメリット
「水性ニス」のメリットを解説します
「水性ニス」の4つのメリットとは
- 乾燥が早く、作業時間を短縮できる。
- 臭いが少なく、換気を気にしなくて良いため安全性が高い。
- 水で溶かすことができるため、片付けが簡単にできる。
- 耐摩耗性に優れており、長期間の使用にも耐えることができる。
「水性ニス」は乾燥時間が早いです。温度や湿度、塗装する素材などによって異なりますが20℃で約1時間〜2時間程度、30℃で約30分〜1時間程度です。乾燥時間が早いと度の作業で塗装の回数が増やせ、作業時間を短縮することができます。また、早く乾くので廊下を早く使用することができます。
臭いが少なく水性ニスは揮発性の溶剤を使用していないため、塗装中の臭いが少なく、換気を気にする必要がありません。そのため、室内での作業がしやすくなります。特に小さな子供やペットがいる家庭では、安全性が高いため、扱いやすいニスと言えます。
水で溶かすことができるので作業後、道具やブラシなどを洗浄する際に、水で簡単に洗い流すことができます。これにより、手間を省けるだけでなく、溶剤系のニスと比較して洗浄の手間やコストを削減することができます。
水性ニスは耐水性や耐摩耗性に優れているため、屋内外のさまざまな場所で使用することができます。また表面を覆う膜が非常に硬く、強固なバリアを形成するため、汚れや傷から表面を保護することができるので長期間の使用にも向いています。
チェックポイント
水性ニスは、作業がしやすく片付けが簡単で安全性も高いのでDIY初心者向き
「水性ニス」の3つのデメリット
「水性ニス」のデメリットを解説します
「水性ニス」の3つのデメリットとは
- 高温多湿な場所での使用には向いていない。
- 塗装後に表面がやや白っぽく見えることがある。
- 柔らかい木材に使用する場合、縮まることがある。
水性ニスは水を主成分としているため、高温多湿な環境下では乾燥が遅くなるため、塗装表面にムラや泡が発生する可能性があります。水性ニスは耐水性に優れていますが、湿気の多い環境下での使用には適しておらず、表面に白化現象が生じることもあります。そこでしっかり乾燥させて作業することが重要です。長雨が続いているときや雨上がりすぐに使用するのは控えましょう。
塗装後に表面がやや白っぽく見えることがあるのは水性ニスが含む水分が蒸発する過程で、水分が膜に残留するからです。しかし、下地を十分に乾燥させたり、複数回に分けて薄く塗ったり、塗布時に厚く塗るのを避け薄く均一に塗布すれば白っぽく見えることはないでしょう。
水性ニスは、柔らかい木材に使用する場合、縮まることがあります。これは、柔らかい木材に含まれる水分が、水性ニスに含まれる水分と反応し、乾燥により木材が収縮するためです。
収縮によって、水性ニスの膜に亀裂が生じ、剥がれやすくなる場合があります。このような場合には、下地処理をしっかりと行い、木材内部の水分を十分に飛ばしてから、水性ニスを塗布することが重要です。
チェックポイント
下地をしっかり乾燥させて仕上がりを良くしましょう。
塗装する箇所の面積を測る
塗料の量を確定するために寸法を測る
まずは、廊下の面積を測りましょう。面積の測り方は、「長さ(m)×幅(m)=面積(㎡)」です。廊下の面積が分からないと、どの程度『水性ニス』を使うか分からないので必ず測りましょう。
ラベルの裏や概要に使用料が記載されているので面積を参考にして購入しましょう。
例えば
標準塗り面積(2回塗り)吸込みがある面:2.5~3.2m2。
標準塗り面積(2回塗り)吸込みが少ない面:3.7~4.7m2。
と記載されているので3㎡より少ない場合は1つでOK。3㎡より多い場合は念のため2つ目を購入しましょう。
チェックポイント
廊下の寸法を測って面積をだして「水性ニス」の量を確定させましょう。
廊下全体を掃除して養生しやすくする
掃除機やホウキで廊下を掃除しましょう。
廊下の接する箇所を掃除機やホウキで掃除しましょう。掃除することによって養生テープがしっかり貼れます。養生テープがしっかり貼れていないと作業中に剥がれて仕上がりが悪くなるのでしっかり掃除しましょう。
チェックポイント
養生しやすいようにしっかり掃除しましょう。
汚れを防ぐために養生テープで養生する
塗装で汚れないためにテープで養生
養生するメリット
周囲が汚れなく仕上がりがキレイになる
- 養生とは?
- 周囲を保護すること
廊下の塗装をする前には必ず養生をしましょう。その理由は、廊下以外のふちや柱が塗料で汚れてしまうからです。せっかく廊下がキレイになったのに壁や柱が汚れていたら残念な気持ちになりますよね。
なので、「養生テープ」や「マスキングテープ」を廊下に接する箇所に張り付けて周囲を保護しましょう。養生は時間がかかるし大変な作業ですが、養生をするとしないとでは仕上がりが全然違います。なので、めんどくさがらずにコツコツ養生しましょう。
チェックポイント
養生は時間がかかりめんどくさいが、仕上がりがキレイになるので必ずしましょう。
電動サンダーで廊下の表面を削る
塗装する前に古い塗装を削って下準備をする
廊下の塗装を削る理由
- 塗装のムラをなくす
- 塗装のノリを良くする
- 古い傷や汚れをなくす
廊下に汚れ防止のテープを貼り終わったら廊下の表面を削りましょう。廊下を削る理由は3つあります。「塗装ムラをなくす」、「塗装ノリを良くする」、「古い傷や汚れをなくす」です。詳しくは【DIY初心者】が簡単に油性ニスで廊下の塗装する5つの作業手順を紹介の廊下の表面を削る手順』で説明しているので参考にしてください。
チェックポイント
廊下の表面を削って塗装の仕上がりを良くしましょう。
廊下の表面を削る4手順
3種類の「やすり」で削る
廊下の表面を削る4つの手順
- 粗目の「やすり」で削る
- 中ぐらいの「やすり」で削る
- 細かい「やすり」で削る
- 掃除する
「電動サンダー」を使って廊下の表面を削ります。
今回は「電動サンダー」で削る前に廊下の張替をしました。詳しくは「【DIY】初心者が簡単に廊下の張替えの6手順」で解説しているので参考にしてください。
電動ではないものもありますが、絶対「電動サンダー」をオススメします。なぜなら、疲れるからです。電動でも疲れるのに、電動でないものならなおさら疲れます。
やすり」の種類はたくさんありますが、3種類あればよいです。「粗いやすり(40、60)」、「中ぐらいのやすり(100)」「細かいやすり(140~)」の3種類の「やすり」があれば良いです。
「電動サンダー」の使い方は【DIY初心者】が簡単に油性ニスで廊下の塗装する5つの作業手順を紹介の廊下の表面を削る手順』で詳しく解説しているので参考にしてください。
下記は1回目の「粗いやすり(40)」で削った状況の画像です。
下記が1回目の「粗いやすり(40)」で削ったあとの画像です。
次の画像は2回目「中ぐらいのやすり(80)」で削ったあとの画像です。
最後に3回目「細かいやすり(120、140~)で削ったあとの画像です。
3回削ったら細かいゴミが残っているので掃除機なのでゴミを取り除きましょう。廊下が削り終わると表面がツルツルになり肌触りがよくなりました。廊下を削る作業は時間がかかり大変ですが、ここをサボると仕上がりが悪くなるのでコツコツ作業しましょう。
詳しくは『【DIY初心者】が簡単に油性ニスで廊下の塗装する5つの作業手順を紹介の廊下の表面を削る』で解説しているので参考にしてください。
チェックポイント
「電動サンダー」を使って粗いの~細かいやすりの順でコツコツ削りましょう。
「水性ニス」で塗装する
作業しやすい『水性ニス』をハケを使って塗装しましょう。
『水性ニス』で廊下を塗装する4手順
- 掃除してごみを除去
- 塗装1度目
- 塗装2度目
- 養生撤去片付け
塗装する前に掃除をしてゴミを除去しましょう。ほこりがあると塗装したときに表面についてボコボコになったり、ザラザラになったりしてしまうからです。
ほこりが上から落ちてくるかもしれないので、廊下の上の方にたまった汚れやほこりを掃除機やホウキなどでしっかり掃除しましょう。
掃除が終わったら1回目の塗装をします。※塗装をする際は商品のラベルをよく読んで使用しましょう。まずは、「水性ニス」を容器に入れます。開封したばかりの水性ニスは、しっかりとかき混ぜてください。混ぜることで、ニスの成分が均一になり、塗布しやすくなります。
容器に「水性ニス」を入れたらハケを使って木材の木目にそって塗ります。このときに泡が立たないように塗りましょう。泡が立つと表面に凹凸ができ仕上がりが悪くなります。
1回目の塗装が終わったら表面を乾かします。乾燥時間は、気温や湿度などによって異なります。一般的に、20℃で1~2時間程度、完全に乾燥するまでには4数時間必要です。
下記は「水性ニス」の1度塗り完了の画像です。
乾燥が終わったら2回目の塗装をします。1回目同様にしっかりとかき混ぜて容器に入れます。また、泡が立たないように塗装します。塗装が終わったら4時間程度乾燥させます。
下記は「水性ニス」の2度塗り完了の画像です。
乾燥が終わったら周りの養生を外して片付けします。余った水性ニスは容器に戻すか、乾燥した後で廃棄します。使用したハケはを水で洗い流し、水分をふき取ります。汚れが落ちない場合は洗剤を使って落としましょう。「水性ニス」が乾燥する前に早めに洗うことが重要です。
下記はの養生撤去して完了した画像です。
チェックポイント
「水性ニス」は作業がしやすく片付けが簡単なのでDIY初心者にオススメ
「水性ニス」の塗装道具
『水性ニス』で廊下を塗装するための道具8選
- 掃除機
- 手袋
- 養生テープ
- 電動サンダー
- 紙やすり
- 水性のニスタイプ塗料
- ハケ
- 塗料皿
「掃除機」は養生する前の掃除や、廊下の段差と表面を削るときに出る木くずの掃除、削り終わったあとの掃除に必要です。家庭用の掃除機で十分です。
「手袋」は作業用の手袋とゴム手袋が良いです。廊下を削るときは作業用手袋、塗装するときにはゴム手袋が良いです。作業用の手袋の方が良いですが、無ければ軍手でも構いません。
「養生テープ」は汚れを防ぐために使います。「養生テープ」は下記から購入可能なので参考にしてください。
「電動サンダー」は廊下の表面を削るのに必要です。「電動サンダー」は下記から購入可能なので参考にしてください。
「紙やすり」は電動サンダーを使用するのに必要です。「紙やすり」は下記から購入可能なので参考にしてください。
廊下を塗装するための「水性ニス」です。面積に合う量の塗料を購入しましょう。下記から「水性ニス」を購入可能です。
塗料を塗る「ハケ」です細かいとこや広いとこがあるので、さまざまな形の「ハケ」が必要です。下記から「ハケ」が購入可能です。
塗料を調節するための「塗料皿」が必要です。塗料の量を調節したり、ハケについた余分な塗料を落としたりするのに役に立ちます。下記から「塗料皿」を購入可能です。
「水性ニス」で塗装するために必要な道具の価格
道具と材料を1からそろえると14,000円
下記が「水性ニス」で塗装するために必要な道具や材料の価格一覧表です。
品名 | 参考価格(円) | 備考 | 楽天市場 | Amazon | Yahoo!ショッピング |
養生テープ | 300 | – | 楽天市場で見る | Amazonで見る | Yahoo!ショッピングで見る |
電動サンダー | 5,000 | – | 楽天市場で見る | Amazonで見る | Yahoo!ショッピングで見る |
紙やすり | 3,000 | – | 楽天市場で見る | Amazonで見る | Yahoo!ショッピングで見る |
水性ニス | 4,500 | – | 楽天市場で見る | Amazonで見る | Yahoo!ショッピングで見る |
ハケ | 800 | – | 楽天市場で見る | Amazonで見る | Yahoo!ショッピングで見る |
塗装皿 | 300 | – | 楽天市場で見る | Amazonで見る | Yahoo!ショッピングで見る |
「水性ニス」で塗装するために必要な道具や材料の価格は14,000円です。業者に廊下の塗装を頼むと1㎡あたり1,500円~2,500円程度となっています。6㎡以上なら業者に頼むよりも自分で塗装した方が良いかもしれません。もし不安なら、業者に見積もりを頼んでみて高ければ自分で塗装するが良いでしょう。
チェックポイント
6㎡以上の塗り替えなら業者に頼むより自分で塗装した方が安い
「水性ニス」の価格比較
ヤフーショッピングが一番安い
サイト別の一覧表があるので参考にしてください。商品ページから各サイトに行けますよ。
サイト | 楽天市場 | Amazon | ヤフーショッピング |
価格(円) | 4,510 | 4,037 | 2,759 |
送料(円) | 無料 | 無料 | 540 |
合計(円) | 4,510 | 4,037 | 3,299 |
商品ページ | 楽天市場で見る | Amazonで見る | Yahoo!ショッピングで見る |
「水性ニス」を「楽天市場」「Amazon」「ヤフーショッピング」で比較しました。「楽天市場」で4,510円、「Amazon」で4,037円、「ヤフーショッピング」で3,299円でした。3社の中では「ヤフーショッピング」が一番安いです。
下記からも購入可能なので参考にしてください。
まとめ
「水性ニス」で6つの手順で簡単に廊下塗り替えができる
「水性ニス」を廊下を塗装する6手順
- 廊下の面積を測る
- 廊下を掃除する
- 養生する
- 電動サンダーで廊下の表面を削る
- 「水性ニス」で塗装する
- 養生を外す
「水性ニス」とは、使いやすく安全性が高い塗装材です。詳しくは「「水性ニス」とは」に記載してあるので参考にしてください。
「水性ニス」には4つのメリットがあります。4つのメリットは乾燥が早い、安全性が高い、片付けが簡単、長期間使用できます。詳しくは「「水性ニス」の4つのメリット」に記載しているので参考にしてください。
「水性ニス」の3つのデメリットがあります。3つのデメリットは高温多湿な場所での使用には向いていない、塗装後に表面がやや白っぽく見えることがある、柔らかい木材に使用する場合、縮まることがあります。詳しくは「「水性ニス」の3つのデメリット」に記載しているので参考にしてください。
塗装する箇所の面積を測る。廊下の寸法を測って面積をだして「水性ニス」の量を確定させましょう。詳しくは「塗装する箇所の面積を測る」に記載しているので参考にしてください。
廊下を掃除する。養生しやすいようにしっかり掃除しましょう。詳しくは「廊下全体を掃除して養生しやすくする」に記載しているので参考にしてください。
塗装の汚れを防ぐために養生しましょう。仕上がりがキレイになるので時間がかかりますがしっかり養生しましょう。詳しくは「汚れを防ぐために養生テープで養生する」に記載しているので参考にしてください。
廊下の表面を電動サンダーで削りましょう。塗装する前に古い塗装を削って下準備をします。表面を削らないと塗装の仕上がりが悪くなります。詳しくは「電動サンダーで廊下の表面を削る」に記載しているので参考にしてください。
「水性ニス」で塗装すします。掃除してごみを除去して、塗装を2度塗りします。養生撤去して片付けします。「水性ニス」は作業がしやすく片付けが簡単なのでDIY初心者にオススメです。詳しくは「「水性ニス」で塗装する」に記載しているので参考にしてください。
「水性ニス」で塗装するための道具は、掃除機、手袋、養生テープ、電動サンダー、紙やすり、水性のニスタイプ塗料、ハケ、塗料皿、です。詳しくは「「水性ニス」で塗装するための道具」に記載しているので参考にしてください。
「水性ニス」の価格比較しました。「楽天市場」「Amazon」「ヤフーショッピング」で比較したところ、「ヤフーショッピング」が一番安いです。詳しくは「「水性ニス」の価格比較」に記載しているので参考にしてください。
「水性ニス」は塗りやすさ、片付けがしやすく安全なDIY初心者にオススメです。ただし、水性の場合は水付く場所の使用は控えましょう。
水場に強に耐久性が高い塗装材は「油性ニス」がオススメです。詳しくは「【DIY初心者】が簡単に油性ニスで廊下の塗装する5つの作業手順を紹介」に記載しているので参考にしてください。
チェックポイント
「水性ニス」でDIY初心者でも簡単に廊下を塗装できる
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