最近実家に戻ったら廊下が痛んでてこのままでいいのかなー?
どんな感じで痛んでるの?
廊下の表面の塗装が剥がれてきてるんだよ
このままだと廊下に穴が空いて歩けなくなるかもよ
えっ!?
そしたら業者に頼んで直してもらわなきゃだね
ちょっと待って!!
まだ業者に頼まなくても自分で直せるよ
そうなの!?
自分で直せる方法教えてよ!!
そしたら廊下の塗装の方法を詳しく解説します。
結論
【DIY初心者】でも5つの手順で簡単に塗装できる
【DIY初心者】でも廊下の塗装ができる5つの手順とは
- 廊下の痛み具合を確認する
- 廊下を掃除する
- 塗装で汚れないように周りをテープで貼る
- 廊下の表面をけずる
- 廊下を塗装する
上記の「5つの手順」で塗装できます。
DIYはじめてなんだけどできるのかな?
できますよ!!
道具を準備して手順を間違わなければ誰でも簡単にできますよ
DIYで廊下の塗装をすると業者に頼むより半額の価格で塗装できます。下記で古い廊下の塗装方法を具体的に詳しく紹介します紹介します。
塗装前に廊下の状況を確認
塗装作業にかかる前にどのくらい廊下が痛んでいるか確認する
作業前に確認すること
- 廊下に穴があいていないか?
- 廊下の板がはがれているか?
まずは廊下の損傷がどの程度か確認します。廊下に穴が開いていないことを確認します。もしも開いていたら新しい材料を使って直さなければならないので穴があいていたら新しい板を張り替えて穴をふさぎましょう。
画像は塗装作業前の廊下です。
廊下が色あせてセロハンテープで補修してあることが分かります。
次に廊下の板が剥がれているか確認しましょう。剥がれている場合は「木工ボンド」か「木工パテ」で直しましょう。「木工ボンド」と「木工パテ」の使用条件は下記で説明します。
- 剥がれた破片がある場合は「木工ボンド」
- 剥がれた破片がない場合は「木工パテ」
チェックポイント
廊下の塗装をする前に傷み具合を確認して直しましょう。
「木工ボンド」と「木工パテ」で補修する場合の手順は下記で詳しく解説します。
「木工ボンド」でなおす手順
「木工ボンド」で直す場合の手順を下記に記載します。
- 剥がれた箇所を掃除機やホウキなので掃除する。
- 剥がれた破片に「木工ボンド」を塗る。
- 剥がれた箇所に「木工ボンド」を塗った破片を付ける。
- 破片を付けたら上から「養生テープ」を貼る。
- 「養生テープ」の上に浮き上がり防止のための重りを乗せる。
- 数時間待って重りを外して「養生テープ」を剥がす。
- 「養生テープ」を剥がして「木工ボンド」が乾いていて剥がれた箇所が浮いていなければ完成です。
ダメ男が廊下を補修したときに使用した「木工ボンド」と「養生テープ」のリンクを貼るので参考にしてみてください。
「木工ボンド」の商品リンクです
「養生テープ」の商品リンクです
「木工パテ」でなおす手順
「木工パテ」で直す場合の手順を下記に記載します。
- 剥がれた箇所に「木工パテ」を厚めに塗る
- 乾くまで待つ
- 段差ができたらヤスリで削る
※乾いたときに薄くなるので木工パテを厚く塗ります。 ケチらないで厚く塗りましょう。
ダメ男が補修したときの「木工パテ」の商品リンクを貼るので参考にしてください。
廊下全体を掃除
廊下を掃除して仕上がりをキレイに
掃除して仕上がりがキレイになる理由
- 廊下にたまったほこりなどが塗装面につくから
- 塗装で汚れてはいけない箇所に養生テープが貼れないから
廊下を塗装する前にしっかり掃除しましょう。その理由は、ほこりがあると塗装したときに表面についてボコボコになったり、ザラザラになったりしてしまうからです。また、「養生テープ」は、ほこりがあると上手く貼れないので掃除を入念にしましょう。
ほこりが上から落ちてくるかもしれないので、廊下の上の方にたまった汚れやほこりを掃除機やホウキなどでしっかり掃除しましょう。
チェックポイント
掃除でほこりを取り除いて仕上がりをキレイにしましょう。
汚れを防ぐためにテープを貼る
塗装で汚れないためにテープで養生
養生するメリット
周囲が汚れなく仕上がりがキレイになる
- 養生とは?
- 周囲を保護すること
廊下の塗装をする前には必ず養生をしましょう。その理由は、廊下以外のふちや柱が塗料で汚れてしまうからです。せっかく廊下がキレイになったのに壁や柱が汚れていたら残念な気持ちになりますよね。
なので、「養生テープ」や「マスキングテープ」を廊下に接する箇所に張り付けて周囲を保護しましょう。養生は時間がかかるし大変な作業ですが、養生をするとしないとでは仕上がりが全然違います。なので、めんどくさがらずにコツコツ養生しましょう。
ダメ男が養生するのに使った「養生テープ」の商品リンクを添付するので参考にしてください。
チェックポイント
養生は時間がかかりめんどくさいが、仕上がりがキレイになるので必ずしましょう。
廊下の表面を削る
塗装する前に古い塗装を削って下準備をする
廊下の塗装を削る理由
- 塗装のムラをなくす
- 塗装のノリを良くする
- 古い傷や汚れをなくす
廊下に汚れ防止のテープを貼り終わったら廊下の表面を削りましょう。廊下を削る理由は3つあります。「塗装ムラをなくす」、「塗装ノリを良くする」、「古い傷や汚れをなくす」です。
廊下の表面を削ることによって「塗装ムラ」がなくなり仕上がりがキレイになります。古い塗装が残っている箇所と塗装がハゲている箇所があり、その上から新しい塗装すると「ムラ」ができて仕上がりが汚くなります。
古い塗装が残っていると新しい「塗装のノリ」が悪く、作業効率が悪くなり、仕上がりが悪くも悪くなります。表面を削らないと塗料が染み込みにくく、せっかく塗装しても新しい塗装が剥がれてしまう恐れがあります。
古い廊下の傷や汚れの上に新しい塗装をすると、仕上がりがデコボコしたり、古い傷や汚れが透けて見えてしまします。
廊下の表面を削るのは大変ですが、しっかり下準備をしないと仕上がりが汚くなるのでめんどくさがらずにしっかり廊下の表面を削りましょう。
チェックポイント
廊下の表面を削って塗装の仕上がりを良くしましょう。
廊下の表面を削る手順
3種類の「やすり」で削る
廊下の表面を削る4つの手順
- 粗目の「やすり」で削る
- 中ぐらいの「やすり」で削る
- 細かい「やすり」で削る
- 掃除する
「電動サンダー」を使って廊下の表面を削ります。
電動ではないものもありますが、絶対「電動サンダー」をオススメします。なぜなら、疲れるからです。電動でも疲れるのに、電動でないものならなおさら疲れます。
また「集じん機能」がついていて木くずを掃除してくれるので効率が良いです。使いは簡単で【DIY初心者】でも問題なく使用できます。下記に使い方を詳しく記載します。
- 「やすり」を「電動サンダー」にセットする
- コードをコンセントに入れる
- スイッチを入れる
- 「やすり」をセットした面を表面に当てる
下記に「電動サンダー」の商品リンクを記載するので参考にしてください。
あと「やすり」も購入しましょう。ダメ男は値段が安いので普通の紙やすりをハサミやカッターで切って使っていたのですが切るのに時間と手間がかかります。
なので、時短のために「やすり」は「電動サンダー」用のやすりを購入した方が良いです。
「やすり」の種類はたくさんありますが、3種類あればよいです。「粗いやすり(40、60)」、「中ぐらいのやすり(100)」「細かいやすり(140~)」の3種類の「やすり」があれば良いです。
「やすり」の商品リンクを記載しますので参考にしてください。
まずは、「電動サンダー」に「粗いやすり(40、60)」をセットして廊下を削りましょう。
写真は「粗いやすり(40、60)」で削ったものです。
写真からも分からもわかるように、削り足らない箇所がちらほら見られます。さらに、廊下の表面もザラザラします。
ダメ男は「集じん機能」を使わないで「電動サンダー」を使用しましたが、廊下が木くずまみれになって大変でした。なので「集じん機能」が付いている「電動サンダー」を使用して掃除の手間を減らしましょう。
削る時間は3種類の「やすり」の中で一番時間がかかりました。
次は「中ぐらいのやすり(100)」で削ります。下記に「中ぐらいのやすり(100)」で削ったあとの写真を記載します。
「粗いやすり(40、60)」よりは汚れが取れてザラザラ感も少なくなりました。少し木くずが残っているので最後に掃除機をかけましょう。
最後に仕上げの「細かいやすり(140~)」で削ります。写真は削りの仕上げの写真です。
削り終わったら少し木くずが残っているので掃除機をかけてキレイにしましょう。
写真から分かるように廊下のくすみや、汚れが取れたことがわかります。さらに廊下の表面のザラザラがなくなりツルツルになりました。
順序良く使用して削りましょう。 削り終わったら掃除しましょう。
チェックポイント
「電動サンダー」を使って粗いの~細かいやすりの順でコツコツ削りましょう。
『油性ニス』で廊下を塗装する
水に強い『油性ニス』をハケを使って塗装しましょう。
- 『油性ニス』とは
- 高い耐久性がある塗装材で、水に強く木材の日焼けも防ぎます。また、乾燥に時間がかかり作業がしにくいです。
今回は『油性ニス』を使用して塗装していきます。塗装する廊下は日の光に当たるとこで劣化が激しい場所です。なので、耐久性が高く日焼けを防げる『油性ニス』を使用します。しかし、『水性のニス塗装』よりは作業がしにくいのがデメリットです。
『水性のニス塗装』の詳細は『【DIY初心者】が『水性ニス』で塗装した手順』に記載しているので参考にしてください。
チェックポイント
『油性ニス』は仕上がりが良く耐久性が高いが作業しずらい
『油性ニス』で廊下を塗装する道具
『油性ニス』で廊下を塗装する道具
- 油性ニス
- 大きいハケ
- 小さいハケ
- うすめ液
「油性ニス」で廊下を塗装する場合は「油性ニス」「大きいハケ」「小さいハケ」「うすめ液」が必要です。
「油性ニス」は【和信ペイント 油性ニス マホガニー 1.6L】を使用しました。2回塗りの場合だと1.6Lで12㎡(たたみの枚数:7.3)と表記していましたが、1回塗でも8~10㎡は使うので塗装する㎡よりも多めに購入しときましょう。
また、「うすめ液」は「油性ニス」の作業性を高めるためにまぜますが、最後の掃除にも使うので多めに購入しておきましょう。
下記にダメ男が使った道具の商品リンクを貼るので参考にしてください。
油性ニスの商品リンクです。
大きいはけの商品リンクです。
小さいはけの商品リンクです。
うすめ液の商品リンクです。
下記で『油性ニス』で廊下を塗装する手順を解説します。
『油性ニス』で廊下を塗装する手順
しっかり準備してハケで『油性ニス』を塗装する
『油性ニス』で廊下を塗装する手順
- 廊下の面積を測る
- 道具をそろえる
- パテに『油性ニス』をいれて「うすめ液」を少し入れて混ぜる
- 「大きいハケ」と「小さいハケ」で廊下を塗装する
- 4~5時間乾燥させる
- 「養生テープ」を剥がす
まずは、廊下の面積を測りましょう。面積の測り方は、「長さ(m)×幅(m)=面積(㎡)」です。廊下の面積が分からないと、どの程度『油性ニス』を使うか分からないので必ず測りましょう。
次は道具をそろえましょう。道具は「油性ニス」「大きいハケ」「小さいハケ」「うすめ液」です。分量などは「『油性ニス』で廊下を塗装する道具を紹介」で紹介しているので参考にしてください。
作業を始める前に必ず換気をしましょう。
道具を用意したら手袋をして作業開始です。まずは、『油性ニス』を振って混ぜます。更にふたを開けて棒や、ハケなので混ぜます。『油性ニス』が混ぜ終わったら、パテに「油性ニス」を注ぎます。そのまま塗ると塗りにくいので「うすめ液」を少しずつ注ぎながら塗りやすく調整します。
『油性ニス』の調整が終わったら、大きいハケで廊下に塗装していきます。角や細かい箇所は小さいハケを使用して塗装していきます。
『油性ニス』が塗りおわあったら余った「うすめ液」でハケやパテや汚れたものを洗いましょう。その間に廊下を乾燥させましょう。時期によって時間はかわりますが、4~5時間程度は乾かしましょう。乾かす時間は塗料材に記載してあるのでその時間に従いましょう。
乾かし終われば「養生テープ」をはがして完成です。下記に完成した廊下の写真を添付しますので参考にしてください。
写真で見て分かるように色が濃い箇所と薄い箇所があるのが分かります。これは、塗料が均等に塗れていないことが原因です。均等に塗りたい場合は『油性ニス』を二度塗りして色がまばらにならないようにしましょう。
『油性ニス』の仕上がりは表面にニスの膜がはっているのでツルツルです。上記の写真を見てもツヤツヤなのが分かります。色はまばらになっていて「味」な感じです。
チェックポイント
廊下の面積を測り、作業場所の換気をして、「うすめ液」を混ぜながら『油性ニス』を塗りましょう。
『油性ニス』で塗装する価格
100㎡で総額75,000円程度
下記は廊下を『油性ニス』で塗装するための道具と価格一覧をです。参考価格なので「楽天市場」「Amazon」「Yahoo!ショッピング」で価格が違うので詳しくは一覧の右側にあるリンクを確認してください。
品名 | 参考価格(円) | 100㎡あたりの参考価格(円) | 楽天市場 | Amazon | Yahoo!ショッピング |
木工パテ | 500 | 500 | 楽天市場を見る | Amazonを見る | Yahoo!ショッピングを見る |
木工ボンド | 500 | 500 | 楽天市場を見る | Amazonを見る | Yahoo!ショッピングを見る |
養生テープ | 3,000 | 3,000 | 楽天市場で見る | Amazonで見る | Yahoo!ショッピングで見る |
電動サンダー | 8,700 | 8,700 | 楽天市場で見る | Amazonで見る | Yahoo!ショッピングで見る |
サウンドペーパー | 3,000 | 6,000 | 楽天市場で見る | Amazonで見る | Yahoo!ショッピングで見る |
油性ニス | 5,300 | 47,700 | 楽天市場で見る | Amazonで見る | Yahoo!ショッピングを見る |
大きいハケ | 1,300 | 1,300 | 楽天市場で見る | Amazonで見る | Yahoo!ショッピングで見る |
小さいハケ | 1,200 | 1,200 | 楽天市場で見る | Amazonで見る | Yahoo!ショッピングで見る |
うすめ液 | 1,500 | 6,000 | 楽天市場で見る | Amazonで見る | Yahoo!ショッピングで見る |
【DIY】で廊下を塗装する場合は100㎡で75,000円です。
75,000円って高いの安いの?
例えば「リフォらん」の床塗装の見積もりだと『1㎡で1,500~2,500円』となり100㎡だと少なくても150,000円もしてしまいます。詳細は「床の塗装の費用と価格の相場は?」に記載してあるので参考にしてください。
えっ⁉業者に頼むと15万円もするの?
業者に頼むなら【DIY】で廊下を塗装する方が半分以下の価格です。仕上がりにこだわりがなく、価格を安くしたいあなたにはオススメです。気になる方は一覧表の右側から「楽天市場」「Amazon」「Yahoo!ショッピング」に行けるので参考にしてください。(一覧表はこちら)
チェックポイント
業者に頼む価格の半額で廊下を塗装できる
まとめ
【DIY初心者】でも5つの手順で簡単に塗装できる
【DIY初心者】でも廊下の塗装ができる5つの手順とは
- 廊下の痛み具合を確認する
- 廊下を掃除する
- 塗装で汚れないように周りをテープで貼る
- 廊下の表面をけずる
- 廊下を塗装する
まずは、廊下の塗装をする前に傷み具合を確認して直しましょう。穴が空いていたらしっかり直しましょう。板か少し剥がれている場合は「木工ボンド」か「木工パテ」を使って廊下を直しましょう。詳しくは「廊下の塗装前に状況を確認する」に記載しているので参考にしてください。
廊下の痛み具合を確認したら、廊下を掃除しましょう。廊下をキレイにすることによって仕上がりがキレイになります。詳しくは「廊下全体を掃除」に記載してあるので参考にしてください。
掃除が終わったら塗装で周りが汚れないように「養生」しましょう。詳しくは「汚れないようにテープを貼る」に記載してあるので参考にしてください。
「養生」が終わったら「電動サンダー」で廊下の表面を削りましょう。廊下を削ることによって仕上がりが格段に良くなります。詳しくは「廊下の表面を削る」に記載してあるので参考にしてください。
廊下を削る方法は「電動サンダー」を使って「粗いやすり」「粗いやすり(40、60)」、「中ぐらいのやすり(100)」「細かいやすり(140~)」の3種類の「やすり」の順で削ります。詳しくは「廊下の表面を削る手順」に記載してあるので参考にしてください。
廊下が削り終わったら『油性ニス』で廊下を塗装します。しっかり道具を準備して作業をしましょう。必要な道具は「『油性ニス』で廊下を塗装する道具を紹介」で紹介しているので参考にしてください。
『油性ニス』で廊下を塗装する手順は、廊下の面積を測り、作業場所の換気をして、「うすめ液」を混ぜながら『油性ニス』を塗りましょう。詳しくは「『油性ニス』で廊下を塗装する手順」に記載してあるので参考にしてください。
材料や道具を購入すると100㎡で75,000円です。業者に頼むと最低でも150,000円するので【DIY】だと半額で廊下の塗装ができます。詳しくは「『油性ニス』で塗装する価格」
全部の作業にかかった期間は3日ぐらいでした。塗ってから3年たっていますが問題なく使えています。業者に頼むより安くできるのでやってみる価値はあると思います。
チェックポイント
作業期間は3日間で価格は100㎡で7万5千円で廊下を塗装できる
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